フィリップ・トルシエPhilippe Troussier

生年月日 1955年3月21日
出身 フランス
1998年に日本代表監督に就任し、2002FIFAワールドカップでチームを初のベスト16に導いた。
日本代表を率いた 4年間でFIFAコンフェデレーションズカップ準優勝(2001年)、AFCアジアカップ優勝(2000年)を果たす。

同時にU-23日本代表、U-20日本代表の監督を兼務し、 1999年にはFIFAワールドユース選手権(現FIFA U-20ワー ルドカップ)で日本がFIFA大会で初めて準優勝、2000年のシドニーオリンピックではベスト8に進出した。

1983年に監督キャリアをスタートさせた同氏はフランスやアフリカ各地、中国のクラブを指揮し、ナイジェリアや 南アフリカ、カタールなどで代表監督を歴任。2002年にはフランス代表監督の4人の最終候補の中に残る。

2018年ベトナムのビングループが運営するPVFフットボールアカデミーの常勤顧問に就任し2020年までに退任するまでは若手育成カリキュラムの作成や指導者育成などを行い、2019年に、U-19ベトナム代表監督を務め2021年5月31日に契約満了によりフランスに帰国。

また2014年にボルドーのサン・テミリオンに1.1haの畑を購入し、ワイン造りを始め、ワイン名にトルシエ氏の代 名詞とも言われる戦術『フラットスリー』にちなんだ『ソル・ベニ3-4-3』と名付けている。
2000年にAFC最優秀監督賞を受賞。

2020年9月10日、これまでの日本サッカー界への功績が評価され、日本サッカー殿堂入りすることが発表された。

経歴
・1974年ー1983年 フランスでプロのサッカー選手として活躍(DF)
監督
1983年-1984年 フランスU-15代表監督
1984年-1987年 アラソン(フランス)
1987年-1989年 レッドスター(フランス)
1989年 クレテイユ(フランス)
1989年-1992年 ASECミモザ(コートジボアール)
1993年 コートジボアール代表監督
1994年 カイザー•シーフス(南アフリカ)
1995年 CAラバト(モロッコ)
1995年-1997年 FUSラバト(モロッコ)
1997年 ナイジェリア代表監督
1997年-1998年 ブルキナファソ代表監督
1998年 南アフリカ代表監督
1998年-2002年 日本代表監督
2003年-2004年 カタール代表監督
2004年-2005年 マルセイユ(フランス)
2005年 モロッコ代表監督
2008年-2010年 FC琉球(総監督)
2011年-2013年 深圳市足球倶楽部(中国)
2014年 CSスファクシアン(チュニジア)
2015年 杭州緑城足球倶楽部(中国)
2019-2021年 ベトナムU-19代表監督
タイトル
ASECミモザ(コートジボアール)
1990年、1991年、1992年 シャンピオナ・ドゥ・コートジボワール・ドゥ・フットボール
1990年 クープ•ド•コートジボアール
1990年 UFOAカップ
2000年 日本代表AFCアジアカップ

2000年 AFC年間最優秀監督
2009年 フランス共和国国家功労賞シュヴァリエ
2020年 ⽇本サッカー殿堂⼊り